Web配色を決めるために不可欠なコミュニケーション力を育てる
2013年2月に発売されています。
好みやセンスに頼りがちな配色は、それだけにトラブルに陥りやすいものです。しかしながら、正しい知識を持って、Webサイトの目的達成のための道筋を示すことができれば、何度も色を作るようなことも経るはずです。結果的に工数は減り、デザイナーは細部に時間を掛けることができ、成果物のクオリティも上がるはずです。
本書では、今までの本と異なり、基本的な知識は押さえた上で、困ったことがあった場合に逆引きできることを意図して構成してあります。唯一無二の回答は見つからないかもしれませんが、トラブルを解消するための説得材料を見いだす助けになれば、著者としてうれしく思っています。
こんな方におすすめします
- 色彩について学んだことのないWebディレクター
- デザインに説得力を身につけたいWebデザイナー
- Webの配色でブランディングを考える発注担当者
出版社による紹介
「配色に関する問題の大半はコミュニケーションにある! 」という著者のメッセージに込められた、ウェブ配色の“決断力"にフォーカスした内容の書籍です。
これまでの理論書やコーディネートサンプル集では、結局「この色に決める」ための思考やコミュニケーションは読者の実践に委ねられてきました。そして、配色はともすればセンスの問題に矮小化されることで、制作者と発注者のコミュニケーションを難しいものにしています。この書籍は、「センスに頼らない“ウェブ配色の決め方"」について、豊富な著者の知識や経験を元に、困ったことや知りたいことからの逆引きの形で利用していただける内容となっています。
本書の詳細や購入について
本書の情報やできるまでの課程をFacebookページでお伝えしています。
韓国語版も発売
また本書は2013年8月に韓国でも出版されました。坂本が執筆した書籍が海外で発売されるのは、2010年に台湾で発売された「Webプロフェッショナルのための黄金則 Web配色デザインのセオリー」の簡体中文版以来、2冊目となります。