静岡・青森・岡山でWebデザイントレンド
CSS Nite LP31 Shift7(Webデザイン行く年来る年)で行われたWebデザイントレンドの地方版が、今年は静岡・青森・岡山の3都市で開催されます。
地方版はいずれも地元スピーカーを加えて行われますし、時間も本編より長く取られていますので、新しい話や地元登壇者の視点なども加わって、登壇する側としても新しい発見があるので、私自身も開催されるのを楽しみにしているイベントです。
日付の順にそれぞれの地方版の見所なども少し書いてみたいと思います。もちろん全部参加するのを止めたりもしませんが。
1月18日(土) 静岡版
静岡版は原一浩さん(Greative)、清家順さん(ユニバーサルワークス)と私の3人で行われます。
ユニバーサルワークスの清家さんは「自治体サイトアクセシビリティ調査」で有名なアクセシビリティの専門家ですので、静岡版は必然的に自治体サイトのトレンドが見所になるでしょう。
という書き方をすると、うちは自治体サイトなんてやってないから関係ないと思われる方も多いかもしれませんが、私は自治体サイトにこそ中小企業サイトが考えなければならないこと(よい点も悪い点も含めて)が詰まっているように思います。
本来自治体サイトがなすべきことを忘れて、変な流行に乗っかって右往左往する姿は、よくわからないうちにWordなんとかを突っ込まれて身動きできなくなったり、シンプルという名のもとに手を抜かれたフラットなんとかのサイトにされた中小企業サイトに通じるものが(ry
ついでに言いますと、これはデザイナーのせいではなく、営業なりディレクターの不見識が問題かとは思うのですが、そのような意味ではデザイントレンドはデザイナーではなく、「お客さんとデザインの話をする人」が聴いておくべき話だと思っています。
ちょっと脱線しましたが、まだ富士山を見たことない人は、ぜひ静岡に来られるのがよいと思います。名古屋とか東京からもそれほど遠くはないですし、桜エビのかき揚げとか静岡おでんとかもおすすめです。
2月1日(土) 青森版
青森版は2年ぶり2回目の開催ということで、静岡版と同様オリジナルメンバーとしては、原さんと私が出ます。地元からはスタジオティーサイト代表の齋藤亨さんに登壇していただきます。
齋藤さんはウェブから紙媒体まで幅広いブランディングが守備範囲ということで、私もそのサイトがブランディングに貢献しているかを、そのデザインは価値があるのかという話を入れていきたいと考えております。
また青森版ならではということで、2013年のデザイントレンドだけでなく、それ以前のトレンドを踏まえてトレンドがどう変遷してきたかというセッションも入る予定ですので、ここ数年のトレンドをざっと眺めていただけるのではないかと思います。
ディレクターという私の立場では、どのような背景でそれがトレンドになったのかを考えることは、お客さんにデザインを提案するためにも非常に参考になっていますので、流行ってそういうことなのねということを再確認したい方、どう提案に盛り込めるかを考える方には青森版がおすすめかなと思います。
ちょっと行きにくい場所ではあるのですが、皆さんも雪の青森は一度訪れるといいですね。北海道ほど行きやすくないのが本当に残念なのですが、味噌カレー牛乳ラーメンと日本海と太平洋が両方ある場所でお魚を食べるというのもよいのではないでしょうか。
2月8日(土) 岡山版
岡山も初開催になりますが、こちらはオリジナルメンバーの原さんと矢野さん、私の3人が揃います。今回3人とも出演するのは岡山版だけです。それに地元から久保木博さんを加えた4人でセッションを行います。
岡山はWebデザイントレンド以外にも2つほどのセッションが用意されていますので、お得感は高いですね。
今回、西日本は岡山だけなので、大阪以西にお住まいの方はここになってしまいそうです。私は最近しょっちゅう岡山に呼んでいただいている感じがしますが(1年ちょっとで3回出させていただきました)、原さんと矢野さんは人生初の岡山ということらしいので、お二人の切れ味のあるトークを見てみたいという方にもおすすめです。
みんなでデザイントレンドに行こう!
そんな感じで3カ所の開催ですが、2年前と比べるとかなりいろいろと変わってきたなという印象を持っていますので、一度ご覧いただければあれこれと整理できて便利かと思います。
そのような感じですが、各地で皆様にお会いできるのを楽しみにしております!