第18回 岡山WEBクリエイターズ「Webサイトに個性をつけよう!」

セミナータイトル 第18回 岡山WEBクリエイターズ「Webサイトに個性をつけよう!」
主催者 岡山WEBクリエイターズ事務局
開催日 2013年2月22日(日)
開始時間 19:00
会場名 岡山国際交流センター2F 国際会議場
会場住所 岡山県岡山市北区奉還町2丁目2−1

2013年2月22日(土)に開催された第18回 岡山WEBクリエイターズ「Webサイトに個性をつけよう!」に登壇してきました。

昨年の第17回にもライトニングトークで登壇させていただいたのですが、10分の持ち時間なのに、約6分でスライドを終わらせてしまったという大失態をしていまいましたので、リベンジの機会をいただけて本当にうれしく思っています。

最初のセッションは2843の大月さんによる「知っていて当然、ソーシャルメディア活用のポイント2013」です。

ソーシャルメディアの活用はここ数年の大きなテーマですので、常に追いかけているつもりではいるのですが、どうしても抜け落ちてしまいそうな部分が再整理できて非常によいセッションでした。時間の都合で聞きたかったFacebook広告のお話が伺えませんでしたが、ここはどこかでがっつりとお話いただきたいので、ぜひ大阪においでいただければと思います。

さて、私のセッションは「デザインの前に考えておきたい、話しておきたい色の話」です。昨年の夏からいろいろな場所で繰り返しお話してきたのは、色によるコミュニケーションではなく、色を決める前のコミュニケーションです。


配色の技法的な話をしたセミナーでも、質問でいただくのは「色の決め方」だったり、「クライアントに○○のように言われた場合の対処」だったりしました。

実際のところ配色のトラブルって、作られたカンプの出来のよしあしではなくて、それ以前のすり合わせが出来ていなかったことによるものばかりなのですよね。その部分は実は勘どころを押さえれば、あと15分くらいあれこれ聞ければ解消できる部分が多いと思っています。

もちろん提出したデザインの微調整などは行いますが、少なくともここ数年、配色の方向性がひっくり返ったことはありませんし、その分の手直し工数は減っています。工数が掛かればどこかにしわ寄せがきますし、それが他のお客さんであったりするのはもってのほかですからね。

デザインのための情報が少なければ、能力の高いデザイナーでも時間が余分に掛かりますし、駆け出しの新人とかならなおのことですね。最終的な成果物の質も上げるためにも、配色の部分できっちりと話を詰めておくことが重要ではないでしょうか。

とは言え、ディレクターや営業が色の専門家であるわけでもないので、何を聞いてくればいいかわからないことも多いはずですので、そういう時はデザイナーの方から、こういう情報がほしいというリクエストもどんどん出していくとよいと思います。

あくまで配色は通過点ですし、目標はクライアントに儲けてもらうことです。それが成功することで次の仕事にもつながりますよね、きっと。

なんとか書籍の方も発売できたことですし、配色前のコミュニケーションの話については一段落ということで、今後しばらくは実装面でのテクニックの話などもしていきたいと思っています(お声が掛かればですが・・・)。

まずは次週3月2日(土)に開催されるリクリさん主催のデザイントレンド 大阪版ですね。おかげさまで既に100席が満員となっております。キャンセル待ちも受け付けているようですので、もしご興味のある方はぜひどうぞ!